Eimei AntiSpam は OAuth 認証に対応していませんが、
O2Popper を利用することで対応できる可能性があります。

• O2Popper の入手先
  
  O2Popper は以下のサイトで配布されてます。
  2025/05/11 時点の最新版は 3.0.1 です。
  
  公式サイト) O2Popper
  https://www.nips.ac.jp/~murata/o2popper/ja/
  Vector) O2Popper Win版の詳細情報
  https://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se522576.html
  
  O2Popper を新規に利用する場合、クライアントIDと
  クライアントシークレットの取得が別途必要です。
  取得手順 (Gmail 用) は公式サイトに掲載されています。
  秀丸メール (サイトー企画) のオンラインヘルプも
  参考になりそうです。
  
  参考) Google CloudにOAuth認証用アプリを登録する方法
  https://help.maruo.co.jp/turukame/html/IDH_OAUTH_GOOGLE...
  
  Gmail 以外で利用する場合、公式サイトで配布されている
  client_secret_samples_v3.zip (3.0.x 用)、
  client_secret_samples.zip (2.0.0 用) が必要です。
  クライアントIDとクライアントシークレットの取得も
  別途必要になると思われます。
  Outlook.com や Microsoft365 の場合、
  秀丸メール (サイトー企画) のオンラインヘルプが
  参考になりそうです。
  
  参考) Microsoft AzureにOAuth認証用アプリを登録する方法
  https://help.maruo.co.jp/turukame/html/IDH_OAUTH_AZURE...
  
  
• O2Popper インストール時の注意点
  
  Eimei AntiSpam が稼働しているとき、
  O2Popper も稼働している必要があります。
  その為、O2Popper インストール時の
  [スタートアップにショートカットを作成する] には
  チェックを入れた方が良いでしょう。
  O2Popper 本体に自動起動に関する設定はありません。
  
  
• O2Popper 設定時の注意点
  
  O2Popper のドキュメントは新機能や現状の注意点を
  補足的に追記している為、文章の流れが複雑化して
  やや難解になっているように思われます。
  
  以下の記述は O2Popper 公式サイトや O2Popper 利用者が
  発信した情報に基づく私的な考察 (推測) です。
  O2Popper 3.0.1 を前提として記述しています。
  
  1. O2Popper の設定画面でメールアドレスを入力する
  2. Gmail 以外で利用する場合、シークレットファイルを選択する
  　 (client_secret_samples_v3.zip に含まれている)
  3. クライアントIDとクライアントシークレットを入力する
  　 (入力欄は [詳細] ボタンで表示される)
  4. [認可] ボタンをクリックして作業を進め、認可を完了する
  
  
• O2Popper を利用するときの POP3/IMAP/SMTP の設定値
  
  受信 (POP3) サーバー : [localhost]
  ポート番号 : [8110] ※1
  ユーザーID : [(メールアドレス)] ※2
  メールパスワード : [(通常のパスワード)] ※3
  認証方式 : [o] USER/PASS [ ] APOP
  接続の保護 (SSL/TLS) : [なし]
  
  受信 (IMAP) サーバー : [localhost]
  ポート番号 : [8143] ※1
  ユーザーID : [(メールアドレス)] ※2
  メールパスワード : [(通常のパスワード)] ※3
  認証方式 : [v] DIGEST-MD5 [v] CRAM-MD5 [v] LOGIN [v] PLAIN
  接続の保護 (SSL/TLS) : [なし]
  
  送信 (SMTP) サーバー : [localhost]
  ポート番号 : [8025] ※1
  ユーザーID : [(メールアドレス)] ※2
  メールパスワード : [(適当な文字列)] ※4
  認証方式 : [v] DIGEST-MD5 [v] CRAM-MD5 [v] LOGIN [v] PLAIN
  接続の保護 (SSL/TLS) : [なし]
  
  ※1 O2Popper の [接続の受付] で設定したポート番号
  ※2 O2Popper の設定画面で入力したメールアドレス
  ※3 O2Popper では使用しないが、Eimei AntiSpam の
  　　ローカルメールボックス (LMB) では使用する
  ※4 O2Popper では使用しない
  
  
• O2Popper 動作確認時の注意点
  
  O2Popper のドキュメントには [モニター...] を使って
  送受信の状況を確認する手順が記載されていますが、
  Eimei AntiSpam には送受信に相当する機能がありません。
  受信 (POP3 or IMAP) に関してはアカウントの編集画面の
  [動作確認] を使って確認するのが良いでしょう。
  送信 (SMTP) に関しては転送オプションの [情報提供] または
  [新着転送] の [動作確認] を使って確認する必要があります。
  
  
• O2Popper 利用に関する私見
  
  Eimei AntiSpam を 2 段階認証の有効化＋アプリパスワードで
  利用できる場合、そちらの方が簡単に設定できると思われます。
  O2Popper の利用はアプリパスワードが利用できないときの
  最終手段と考えた方が良いでしょう。
  なお、私自身は Gmail も Outlook.com も利用していない為、
  O2Popper の動作を確認することはできません。